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 アーティミドアは、その山に来た。そして、木の枝の上に鍋が乗っているのを見つけた。アーティミドアは「私はステローペじゃないんだから。どうやって木に登ればいいのかしら」と呟いてから、木に登り始めた。そして、その鍋の蓋を開けた。すると、鍋の中から、ネギを背負ったカモが現れた。アーティミドアは驚いて、木から落ちた。そして立ち上がった時、そのカモが目の前に着地した。その時、一本の木が切れて倒れた。アーティミドアは、その木を見て驚いて、砂をカモに投げて逃げた。そしてそのカモが再び目を開けた時、アーティミドアは、サメ型の鍋つかみを両手にはめていた。そのカモが飛んで来た。するとアーティミドアは、岩を投げつけた。するとカモはネギで岩を切った。アーティミドアは、もっと大きな岩を投げた。そのカモは、ネギを振ったが、岩は完全に切れずに、カモに当たった。アーティミドアは、沢山の岩を投げ続けた。そして岩の山が出来て、アーティミドアは逃げた。その後、岩の一つが切れて、中からカモが、よろよろと現れた。