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 翌日、アーティミドアは図書館に行った。そして動物学の本を読んだ。するとオリオンが来て「動物が好きなのか。動物園には行かないのか」と言った。アーティミドアは「私を嫌いじゃないの」と言った。オリオンは「面白い子だな。嫌いじゃない」と言った。アーティミドアは「動物園ってどこにあるの」と言った。そして二人はオリオンの車に乗り、車は走り出した。そして二人は動物園に来た。アーティミドアが野ウサギを抱いた時、オリオンは「お前リーヴラインという名前だったな。フランス語で野ウサギをリエヴルというんだ」と言った。アーティミドアは苦笑して「私の先祖はフランスとドイツの国境付近に住んでいたの。おじいちゃんはドイツ語とフランス語を話していたけど、お母さんはドイツ語しか話せないの」と言った。それからワラビーの両手を掴んでから、手を放すと、ワラビーは逃げて行った。それから羊が来たので、アーティミドアは背中を撫でて「ゴワゴワしてるわ」と言った。オリオンは「イルカ見に行くか」と言った。そして二人はプールに行った。その時イルカが包丁で大根を切っていた。ラッコが貝を、水槽のガラスにぶつけて割ろうとしていたので、水槽のガラスが割れた。それから作業員が集まって来て、修理し始めた。それからアーティミドアとオリオンは公園に行った。その公園は、宮殿の庭であり、沢山の鹿が放し飼いにされていた。一頭の鹿が、アーティミドアの地図に噛みついたので、アーティミドアは、地図を引き抜いた。それから鹿の写真を至近距離で撮った。一頭の鹿が新聞を食べていた。そこでアーティミドアは、鹿せんべいを、鹿に食べさせた。オリオンとアーティミドアは車に乗った。その時オリオンが車を運転していた。その時、サイが道の真ん中で寝ていた。アーティミドアが「頑丈そうだわ。車ぶつけてみる?」と言った。するとオリオンは笑って、車を少し前に進めた。するとアーティミドアは「やめて! ほんとに轢かないでよ!」と叫んだので、オリオンは車を止めた。そして二人は笑った。それから、職員が来て、サイを起こすと、一緒に歩いて行った。それからオリオンは車を動かし始めた。それからライオンとトラが喧嘩を始めた。そこで二人の職員が来て、二頭を引き離した。キリンがいた時、オリオンが「あれはイグドラシルのキリンだ。そしてミッドガルドのダックスフントが世界を取り巻いている」と言うと、アーティミドアはくすくすと笑った。オリオンはまた「キリンの先祖はオカピだ。やつらは高い所の葉っぱを食べようとしててキリンに進化したんだ」と言った。その時、キリンの頭がロケットのように飛んで、崖の上に生えてる木の葉っぱを食べ始めた。オリオンは「あれはロケットキリンだ。普通のキリンから進化したんだ」と言った。それから象が二本足で立って踊り始めた。二人は鍾乳洞に行った。オリオンは「ここはガミラス星だ」と言った。するとアーティミドアは「私たち身長どれくらいなの。私は百六十一センチよ」と言った。するとオリオンは「俺は百七十五センチだ」と言った。