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 二人は町を出た。マトゥサラとバトラーチェは自動販売機の前に来た。沢山の、珍しいジュースがあった。それらはモカ納豆、キリマンジャロ納豆、ジョージア納豆、ブルーマウンテン納豆、サントス納豆などであった。マトゥサラは缶を開けて飲んだ。そして吐き出した。なぜなら非常に不味かったからである。その時彼女は、以前DIOと名付けた猫を見つけて「DIO!」と、歓声をあげて抱き上げた。それはトバルが戦っていた猫であった。その時トバルは遠くから彼女を見ていた。そして彼は、彼女が猫の飼い主だろうと思った。マトゥサラは、その缶をゴミ箱に投げた。その時、缶が空中で砕けた。同時にマトゥサラとバトラーチェは家の屋根に跳び乗った。マトゥサラは「今何かが飛んで来たわ」と言った。それから無数の火の玉が飛んで来た。二人は家の反対側に跳び降りた。そしてその家が吹き飛んだ。そして再び無数の火の玉が飛んで来た。バトラーチェがフライパンに変身した。そしてマトゥサラがそれを手に取って振った。するとそれラマ火の玉はフライパンではじき返されて、爆発を起こした。それから沢山のミサイルが飛んで来た。マトゥサラとバトラーチェはそれを見ると、走って逃げた。マトゥサラは何気なく振り向いて、人影を見た。彼女はバトラーチェに「あの人捕まえて!」と言った。するとバトラーチェは大きな毛糸玉に変身して、弾んで行った。するとその人影は走って逃げた。マトゥサラは、飛んで来るミサイル達を飛び石のように踏んで、人影を追った。人影は走っていた。大きな毛糸玉に変身したバトラーチェ人影の後を弾んで行った。マトゥサラは最後のミサイルを踏むと、彼らの後を走って追った。その時人影が現われて、毛糸玉に跳びかかった。すると毛糸玉はバトラーチェに戻って「ケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロ」というかけ声と共にパンチの連打をした。そして最後に「ケロ・コメル・モスカ!」と叫んで、人影を殴り飛ばした。しかしその人影は人形だった。そしていくつもの爆発が起こった。バトラーチェはマトゥサラの所に戻って来て「畜生! 逃げられた! 変な人形が邪魔しやがった!」と言った。マトゥサラは「彼はいい男だったかしら」と言った。バトラーチェは「知るもんかい!」と言った。その時大きなミサイルが二人の間に落ちた。その時マトゥサラは車の中に飛び込み、バトラーチェは岩に変身した。そしてミサイルが爆発した。すると車と岩は、吹き飛ばされた。それから岩はバトラーチェに戻ると、立ち上がって周りを見回した。しかしマトゥサラを見つける事が出来なかった。そして彼は歩き始めた。