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 翌日の一月二十五日、トバルはミロス島の、暴れ彫刻退治を依頼された。その時マトゥサラは「ミロのヴィーナス を見たい」と言った。するとバトラーチェがミロのヴィーナス に変身すると、六本の腕を生やして踊り始めた。マトゥサラはそのヴィーナス を叩いた。するとそれはバトラーチェに戻った。トバルはミロス島に来た。すると一体の彫刻 が現われて「ヴィーナスはフランスに連れて行かれた。彼女を返せ」と言った。彫刻は頭部を取り外した。すると頭部が円盤に変形した。そしてその円盤 をトバルに投げつけた。トバルは飛び退いた。すると円盤 は木を切ると、彫刻の元に戻って行って、元の頭部に戻ると首にくっついた。そして彫刻は再び頭部を取り外した。頭部は円盤 に変形した。そして彫刻はその円盤 を投げた。その時トバルはライフルで円盤を撃った。するとその円盤は壊れた 。そして彫刻は動きを止めると倒れた。