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 アーティミドアは山に行った。そして鳥の鳴き声を楽譜に書き取った。その時、木の枝の上で、革靴を履いた鳥が踊っていた。するとその木が揺れて、沢山の毛虫が落ちて来た。そこでアーティミドアは、その木の下から逃げた。それからその鳥は地面に降りると、落ちた毛虫達を食べ始めた。アーティミドアは川に来た。流れている水が珍しかったので、アーティミドアはペンダントを水の中にぶら下げた。それは魚の形をしていて、透明な青い石で出来ていた。すると、水の中で魚が泳いでいるように見えた。その時アーティミドア自身が流されてしまい、急いで水の外に出た。その時、ペンダントを持っていなかった。そしてホテルに帰る途中で、銀の十字架のペンダントを買った。
Artemidor went to a mountain. Then he wrote scores those were chirps of birds. Then a birdputs his shoes on, was dancing on a branch. And the tree shook, therefore many worms fell. And Artemidor escaped from the tree. And the bird landed onto the ground, and started to eat the fallen worms. And Artemidor came to a river. Moving water was unusual, therefore he hung down his necklace into the water. The necklace took the form of fish, and consisted of transparent blue stone. It looked like a fish swims in the water. Then Artemidor got been flowed, and went out from the water. Then he hadn't the necklace. And he bought a necklace that was a silver cross, and went back to the hotel.

 魚のペンダントを川で無くして、その後銀の十字架間ペンダントを買うのは、ぼく自身が1991年の夏に、神戸の山で実際にやりました。1991年の夏は、小遣いを沢山貰って、最初の日は自転車で和歌山城まで行きました。当時は大阪の大正区に住んでましたが、帰れなくなったら旅館に泊まれるので、安心して遠くまで行けました。結局その日のうちに家に帰り、その後は、小遣いが無くなるまで毎日、京都や奈良や神戸や、大阪周辺の山に行ってました。その時鳥の鳴き声を楽譜に書き取っていたのを、作品中で使いました。