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 ある日、アーティミドアは、緑のカエルが壁を登っているのを見つけて捕まえた。そして部屋に戻ると、水槽に入れた。するとカエルは鳴き始めた。するとアーティミドアは、その鳴き声を楽譜に書き取って、カエルのスケッチをした。その時ステローペがアーティミドアの部屋に来た。彼女はカエルを見て笑ってから、アーティミドアに「みれアマガエルだよ。普段はどこにいるか知らないけど、雨の日に兵を登ってるんだ。アオガエルもアマガエルと同じ格好をしてるんだ。このカエルはペンキ塗りたてじゃないけど、触った後は手を洗おうね。アマガエルは毒を少し持ってるんだよ」と言った。そして彼女は帰る時に「テーベ商店街で、干しイチジク見つけたよ」と言った。